だいぶ暖かくなってきましたが、まだ雪は残っています。写真は先週初めの様子。
日本では梅が咲き始めているというニュースを読み、心だけでも温まりました。
最近読んだ本で、気になっていることを一つ。
太宰治の1冊の中に(短編)「(茶屋に座っている男は)、シューベルトに化け損ねた狐である。」というような文がありました。
皆さん、この男の顔すんなりイメージできますでしょうか。私はできませんでした。
男の人の見た目をこんな分け方するのには基本的に賛同できませんが、
もし仮に狸タイプか、狐タイプかに分けたとします。
一般によく知られているシューベルトの肖像画は、私の中では狸チームに属しています。
ここでカギを握るのは「化け損ねた~」という表現だと思うのです。「似てる」と言っているわけではない。。。。狐の持つイメージが時代と共に変わったという事なのか。
まだ答えは出ていません。